失敗しないお風呂の選び方
お風呂をリフォームする際に、「どうやってお風呂を選べばいいか分からない…」と悩む方はたくさんいます。
そこで、失敗しないお風呂の選び方を6つのポイントで紹介していきますね。
ポイント1:スペースの計測と選定
まず、現在のお風呂のスペースを計測し、どれくらいの広さがあるか確認します。その上で、新しいユニットバスのサイズを選びます。スペースに余裕がある場合は、広めのバスタブやシャワースペースを選ぶことができますが、狭い場合はコンパクトなデザインを選ぶことが必要かもしれません。
ポイント2:機能の選択
ユニットバスの機能も重要なポイントです。一般的なバスタブやシャワーだけでなく、ジェットバス、浴槽の自動充填・排水機能、音楽再生機能などさまざまなオプションがあります。家族のニーズや利用頻度に合わせて、必要な機能を選びましょう。
ポイント3:排水・給水の確認
ユニットバスの設置には、排水と給水の配管が必要です。既存の水道配管との互換性を確認し、必要に応じて修正することが重要です。特に、ジェットバスなど高機能なバスを選ぶ場合は、それに対応できる環境を整える必要があります。
ポイント4:デザインと材質
ユニットバスのデザインや材質も選ぶ際のポイントです。浴室の雰囲気やインテリアに合わせて選び、タイルの色や柄、バスタブの形状などを考慮しましょう。また、耐久性のある素材を選ぶことで、長期間利用できるバスを選ぶことができます。
ポイント5:予算の設定
ユニットバスのリフォームには費用がかかりますので、事前に予算を設定しましょう。予算に合わせて最適な選択肢を見極めることが大切です。必要な機能やデザインを選ぶ際に、コストとバランスを取ることを心がけましょう。
ポイント6:専門家の相談、アドバイス
ユニットバスのリフォームは専門的な知識が必要です。設置や配管に関することは専門家に相談し、適切なアドバイスを受けることをおすすめします。専門家の意見を取り入れることで、トラブルを未然に防ぐことができます。
ユニットバスとは?
お風呂を交換する際に、ユニットバスという言葉が出てきます。ユニットバスとは、バスタブやシャワーエリア、洗面台などが一体化した、コンパクトな浴室のことを指します。
一般的な浴室の構造は、バスタブやシャワーエリア、洗面台などが独立して配置されることが多いですが、ユニットバスはこれらの要素を一つのユニットとして統合しています。主に住宅やアパートメントの狭いスペースに適した設計となっており、スペース効率の良さや施工の容易さが特徴です。
お風呂のサイズ一覧
お風呂のサイズは、バスタブやシャワーエリアの寸法や配置、洗面台の配置などによって決まります。一般的には、浴室のスペースに合わせて選ぶことが重要ですが、いくつか一般的なサイズの例を挙げてみましょう。
お風呂のサイズ | 坪 | 浴室内寸 | 主な種類 |
---|---|---|---|
1216 | 0.75坪 | 120cm × 160cm | 一戸建て用 マンション用 |
1317 | 130cm × 170cm | ||
1418 | 140cm × 180cm | マンション用 | |
1616 | 1坪 | 160cm× 160cm | 一戸建て用 マンション用 |
1618 | 1.25坪 | 160cm× 180cm | |
1620 | 160cm× 200cm | ||
1624 | 1.5坪 | 160cm× 240cm | 一戸建て用 |
1818 | 180cm × 180cm |
お風呂の大きさは主に上記のサイズになりますが、建物やメーカーによっては上記と異なる可能性もあるため、正確にサイズを知りたい方はしっかりと測ることをおすすめです。
お風呂の測り方・見方
お風呂のサイズは、一般的には「幅 × 奥行き × 高さ」の順に表記されます。
※図で解説
たとえば、上記の図のように幅が1200mm、奥行きが1600mm、高さが2000mmであれば、1200mm × 1600mm × 2000mmのようになります。
ショールームやカタログでよく見かける4ケタの数字で表記されるサイズは浴室の内寸です。
- 1616サイズ→「奥行き1600mm×幅1600mm」
- 1624サイズ→「奥行き1600mm×幅2400mm」
浴室の内寸は、自分で測ることができますのでお風呂を選ぶ場合は、まず設置可能なサイズを確認しましょう。
また、サイズを選ぶ際には外寸だけでなく、内寸も確認することが重要です。内寸は実際に使用可能なスペースを示しており、バスタブやシャワーエリアなどがどれくらいのスペースを占めるかを把握するのに役立ちます。
サイズ選びの際には、浴室のスペースや家族のニーズに合わせて、バスタブの広さや深さ、シャワーエリアの使い勝手などを考慮して選ぶことが大切です。